板垣退助君伝記 124計3冊3巻欠原書房明治百年史叢書2009年

宇田　友猪 著 滄溟 著 公文　豪 校訂 安在　邦夫 解説 1巻　板垣を師父と仰いだ滄瞑・宇田友猪の執筆中の死去で未完となった膨大な原稿を発掘、解読。板垣の家系、幼少期から幕末維新、自由民権運動を経て、大隈重信と隈板内閣を組織する直前までの生涯が、多くの貴重資料を引用しながら詳述。第一巻は、世系と誕生から征韓論の破裂まで。 第二巻は、民撰議員設立の建白、愛国公党の結成／大阪会議と乙亥の改革／高知の大獄及び国会開設の建白／愛国社の再興／自由党制の刷新、反抗的惨劇の続出／朝鮮改革運動と君、自由党の解党／欧化政略の濫態、辞爵の顛末／秕政弾劾の封事、三大事件建白運動と君他。 第四巻は、日清戦役の旋風と政局の回転／憲政の一躍進、及び自由党と伊藤内閣の提携／短命なる内務大臣時代／憲政の逆転と自由党の受難／革命的政変と政党内閣の幻滅【付録】安在邦夫著１.板垣退助研究覚え書き～研究の現状と『板垣退助君伝記』刊行の意義他。