日本の蛇腹式クラシックフィルムカメラ アルコ35 ARCO35

恐らく1952年発売の蛇腹式35mmフィルムカメラ「アルコ35（ARCO35）」になります。連動距離計式ファインダーを内蔵し、35mmフィルムが使えるクラシックカメラで、実用的かつ歴史的価値もあるのではないでしょうか？ 外観は、主観ですがわりと当時の状態が保たれていると思います。入手してからは磨いただけで、当時の状態のままにしてあります。 上部（Arco35ロゴの右側）に、前オーナーが落下させたであろう凹み傷があります。 画像20枚目は、白黒フィルムで撮影した実際の撮影サンプルです。 ◆メーカー：アルコ写真工業 ◆商品名：アルコ35（ARCO35） ◆レンズ：Collner 1:2.8 F=5cm Arco Tokyo ※外から見るとうっすらとくもりが見えますが、比較的奇麗な方だと思われます。 ◆シャッター：SEIKOSHA RAPOD ◆フィルム：35mm ◆発売時期：1952年頃 ※正確には不明 ※裏蓋開閉レバーが珍しい丸形なので貴重な初期型かもしれません。 ◆本体のサイズ：縦76×横138×レンズ収納時の厚み48mm（素人計測のため誤差があります）、ずっしりとした重みがあります。 ◆本体の状態：張り革や黒い塗装に擦れが見られますが、古いものの割には状態は悪くないかと思います。蓋を開けた内部（レンズやじゃばら周り）も、この時代のものにしては綺麗かもしれません。 ◆機能の状態：シャッターB、1～1/500、絞り2.8～16、距離調整（ft表記なので輸出用？）正常に作動しますが精度は不明。 連動距離計式ファインダーも機能しますが、少しズレがあるような気がします。 ◆じゃばらの状態：目視では破れ等は見当たりませんが、気づかないピンホールが全くないとは言い切れません。 ◆裏蓋：丸い裏蓋開閉レバーを回転させて引き下げることで、裏蓋全体をが外れます。目視では凹みや曲がりは見当たりません。 古いものなので、機能を含め一切の保証はしかねます。また、突然動かなくなったり、部品などが破損することもあるかもしれません。 実用品というより、当時のデザインや歴史的価値を求める方にお勧めしたいです。カメラに詳しくないので、ご質問にはお答えできません。 #ジャバラ　#カメラ　#アンティーク